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64チームの頂点を懸けた秋の天王山!CHUYANS+が湾岸の2連覇を阻めるか!?
昨年に続き、64チームが出場し満員御礼となった第3回オータムカップ。今大会は新型コロナウィルスの影響で開催が危ぶまれた中、参戦を表明した猛者たちには並々ならぬ闘志が満ち溢れていた。 そんな今大会を振り返ると、序盤こそRED SOX、大宮フェニックス、VICTORYSなどトーナメント大会で優勝経験のある強豪が初戦で敗れる波乱はあったが、勝ち上がったチームを見ると、Victoria各大会で常に上位進出するような面々が顔を揃え、実力者たちが力を誇示した大会となったのではないだろうか。
まずベスト8に勝ち上がったのは、リーグ3部所属ながらスプリングカップで準決勝に進出するなど、トーナメント戦で抜群の強さを見せるHustler、サマーカップで初のプロスタ進出まであと1勝と迫った千葉の雄BIGFACE、昨年に続き2年連続でベスト8に進出し、初参戦の最高峰リーグでは決勝トーナメント進出を果たしたジャンクベースボールクラブ、準々決勝までの3試合で28得点を叩き出し、圧倒的な強さで勝ち上がってきたT-Fiveが名を連ねた。惜しくもファイナル初進出とはならなかったが、来季は各大会で優勝候補に名が挙がるであろう戦いぶりであった。 そんな中、あと1勝でファイナル進出となるベスト4へ勝ち上がったのは、初代オータムカップ王者であり、今季のVictoria最多勝チームPIECEと、昨年度はサマーカップで73チームの頂点に立ち、最高峰リーグを制した経験を持つ東京ドナルドダッグだ。PIECEは今季、スプリングカップとサマーカップでファイナルダブル進出を決めており、史上初の3大会決勝進出を目指したが、湾岸ベースボーイズとのオータムカップ歴代王者対決にて緊迫した投手戦の末0-1と惜敗。快挙達成とはならなかったが、間違いなくPIECE旋風を巻き起こしたと言えるだろう。東京ドナルドダッグは、準決勝こそCHUYANS+の爆発力の前に屈したが、若手の台頭著しく、伝統のあるチームながら常に進化を続けており、Victoria初参戦を果たした2012年から相手にとって脅威となり続けているあたりは流石の一言だ。また、初出場ながら2チームで参戦し話題を呼んだ東光野球部、3部所属ながら昨年準VのTABOOに勝利しベスト16入りを果たしたNITORO、王者湾岸と互角の戦いを見せたジョルターヘッズとTommys baseballclubも存在感を大いに示してくれた。 そんな強豪ひしめくトーナメントを勝ち上がり、ファイナルの舞台への切符を掴みとったのは、2018年オータムカップ準優勝の実績を誇り、2年ぶりにオータムカップファイナルの地に帰ってきた2部所属CHUYANS+。そして、1回戦から全試合接戦となるも持ち前の勝負強さを発揮し、連覇に王手をかけたディフェンディングチャンピオン湾岸ベースボーイズの2チームである。CHUYANS+は、全5試合で39得点7失点と圧倒的な成績を収め、準決勝では圧巻のコールド勝ちを飾るなど他を寄せ付けないポテンシャルを見せつけた。一方、湾岸ベースボーイズは2度のサドンデス、計3度の1点差ゲームをモノにするなど、接戦続きの戦いでも負けない野球を披露した。そんな2チームは、2年前のオータムカップで対戦経験があり、CHUYANS+がサドンデスの末にサヨナラ勝ちを収めている。
果たして秋の栄冠を手にするのは、王者ながらリベンジに燃える湾岸ベースボーイズか、2年前の忘れ物を是が非でも掴み取りたいCHUYANS+か。共に活動拠点を東京都品川区に置く、手の内を知り尽くしたチーム同士の熱き戦いのゴングは、来たる1月9日、神宮球場で鳴らされる!
チームの誕生は2013年、当初は9割が同じ大学出身者という気心の知れたメンバーで構成されていたCHUYANS+だが、昨年から徐々に門戸を拡大し、チームメイトの繋がりで勢いのある若手が加入し選手層に厚みが出た。さらに今年は活動拠点を品川区に移しユニフォームも一新、約2か月強の自粛明け後は70試合超ペースとなる1日2~4試合を消化し、2年前決勝で惜しくも敗れた「オータムカップのリベンジ」を合言葉に多くの経験を積んできた。
そんなチームはエース植田を中心として守備からリズムを作り、1点を守り抜く野球が持ち味だ。更には今季からキャプテンに就任した原田を軸として、より一層一体感のあるチームに変わり、強豪がひしめき合うオータムカップを勝ち抜いてきた。投手陣も植田をはじめ福田、粕川、佐藤と2020年フル回転したメンバーに加え、新加入の尾関、竹内(海)、大津など誰でも試合を作れる安定感があり枚数も豊富だ。捕手も正捕手で選手最年長の飯渕をはじめ、曽我、竹内(佑)、岡村(健)と自慢のバッテリーの厚さがファイナルで相手を脅かすこととなるだろう。
野手陣も能力が高く、リードオフマン兼ショートの岡村(雄)をはじめ、昨年のチーム打撃タイトル総なめの3番桑田、2020年の打率が4割前後と驚異的な成績を残すトリオの泉、汐田、大澤を中心に中軸の打力も侮れず、強肩が売りの内藤や甲子園経験者の伊藤など内野守備も堅く、投打ともにバランスのとれた戦力も自慢である。
チーム全体を見ると年齢層が以前と比較して幅広くなってきているが、若手とベテランの融合でチーム力の向上を図り、味方にも相手にも自分にも声掛けをするなど、常にポジティブに取り組むことを意識。また大所帯のチームを束ねる代表の中溝が、昨秋に東京へ異動となり年間通してチームを指揮することが出来たのも2020年に飛躍したポイントだろう。
リーグ戦は2部所属ながら予選敗退と本来の力を発揮することが出来なかったが、今大会でファイナル進出を決めたため、来季は最高峰1部リーグへの昇格が決まっているCHUYANS+。名だたるチームが所属するが故にオータムカップを制し、来季への自信と繋げたいところだ。明治神宮球場という野球人なら誰もが憧れる最高の舞台で、ここまでチームを率いてきた中溝代表を胴上げすべく、36名全員で秋の頂点を狙う!!

#1 岡村 雄太 (内野手)  1994年7月14日生まれ  慶應義塾高校~慶應大学 昨年から1番ショートとしてチームを引っ張るキープレイヤー。 小柄ながら長打力のある打撃に加え、チーム1位の盗塁数を誇る俊足や華のある守備も魅力だ。 良くも悪くもチームの鍵となる選手であり、彼の活躍がチームの勝敗を大きく左右する! 『 2020年CHUYANS+の集大成、成長したチームを見てください!チーム全員で2年前の借りを返します! 』
#18 汐田 樹希亜 (内野手)  1998年6月3日生まれ  東海大相模高校~慶應大学
若手ながら走・攻・守3拍子揃ったチームのスター選手。 今季150を超える打席に立ち、打率は脅威の4割。その実力とセンスはチームの中でも群を抜いている。 飛距離・走力・身のこなしなど、決勝の舞台でも彼のプレーから目が離せない! 『 どでかい一発で勝利を掴みます! 』
#19 植田 信照 (投手) 1996年2月20日生まれ  慶應義塾志木高校~慶應大学
大学時代は2年連続で大学軟式野球日本代表に選出されたチーム不動のエース。 年々進化を続けており、MAX140km/h前後のストレートと制球力が持ち味で安定感は抜群だ。 投手リーダーとして若手投手陣を束ねる大黒柱が神宮のマウンドで躍動する! 『 目標は145キロ! 』
2018シーズンにファイナル初進出を果たし、2019シーズンにはVictoria史上2チーム目となる2冠を達成した湾岸ベースボーイズ。今年も各大会の優勝候補筆頭として活躍が期待された彼らだったが、昨年のオータムカップ決勝で完封勝利を挙げMVPに輝いたエース小山がチームを離れた影響もあり、シーズン序盤は思うような戦いが出来なかった。しかし、今季途中から加入したニューヒーロー藤原投手が、サドンデスに及ぶ死闘となった準々決勝のT-Five戦で6回10奪三振被安打1の好投を見せると、史上初となる3大会での決勝進出を目指したPIECEとの準決勝では見事ノーヒットノーランを達成。輝かしいポテンシャルを示し、大車輪の活躍でチームをファイナルの舞台へと導いた。
オータムカップ連覇に王手をかけた彼らは、どの選手が試合に出ても戦力が変わらない高い総合力を備え、試合に出ているメンバーだけでなく、ベンチに控えているメンバーやマネージャー全員が自分の役割を全う出来る点が、チームの強さの秘訣と言える。そんなチームの一番の長所は、なんと言っても守備力であろう。豪速球を武器に三振の山を築く藤原、抜群のコントロールとどんな場面でも動じない精神力を持った瀧瀬、打たせて取る投球が持ち味の野入の投手3本柱と、今季無失策の藤野、安定した送球と強肩を誇る日置、広い守備範囲と華麗な守備を魅せる大林(穂)、内野ならどこでも守れる松尾を含めた内野陣に、増田、胡麻、牧、大林(日)の俊足外野陣を加えた鉄壁の守備陣は、今大会わずか1失策と抜群の安定感を誇る。一方の攻撃陣は、俊足の胡麻、大林(日)、牧、増田、大林(穂)に加え、勝負強い打撃を誇る藤野、小向、齋、梶、宮島、小沼、矢野、小技が上手い日置、松尾など、誰が出場しても切れ目のない打線を形成することが出来る。
昨年スプリングカップ5-0、オータムカップ4-0と圧倒的強さで栄冠を掴んだ湾岸ベースボーイズが、Victoria10年の歴史上たった1チームしか達成していない大会連覇の偉業を成し遂げるのか!?来たる1月9日、決戦の地・明治神宮野球場の舞台で明らかとなる!!

#0 齋 隆行 (外野手) 1987年7月27日生まれ  品川区立荏原第一中学校
チームNo.1の勝負強さを兼ね備える強打者。 強肩、俊足を武器に外野守備でもチームを支え、湾岸に欠かせない選手だ。 ファイナルの舞台では2年連続でヒットを放っており、今年も彼の活躍が連覇のカギを握る! 『 オータムカップ連覇目指して、チーム一丸となって優勝掴み取ります!チームのために自分の役割を発揮できるよう頑張ります!! 』
#8 日置 大智 (内野手) 1988年7月22日生まれ  菊華高校~名古屋外国語大学
内野だけでなく投手もこなすユーティリティープレーヤー。 鉄壁の守備では安定感抜群の送球を誇り、チームを何度も救ってきた湾岸守備の要だ。 神宮の舞台では、今季好調のバッティングと共に攻守での活躍を誓う! 『 コロナ禍でも最高の場所で試合が出来ることに感謝します。全員で野球を楽しんで、連覇を掴み取ります! 』
#18 藤原 守 (投手) 1998年11月8日生まれ  東海大学菅生高校~東京経済大学
今季から湾岸に加入した若きエース。 オータムカップ準決勝でノーヒットノーランを達成するなど、ここ一番でのマウンド度胸は本物だ。 神宮の舞台でも140キロを超える速球を武器に三振の山を築く! 『 このような舞台で野球ができることに感謝し、チームの力に少しでもなれるよう頑張ります! 』