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新たな歴史が刻まれる!!Victoria最高峰リーグの新王者に輝くのは!?
毎年、新たな王者の誕生と共に数々の名勝負が刻まれてきた1部リーグの戦いも今年で4年目を迎え、今シーズンは34の猛者達が集結し最高峰の頂へと死闘を繰り広げた。そんな今季の戦いを振り返る上で見逃せないキーワードが『波乱』である。
先ずAブロックでは、グレイトシャークスが攻守共に隙のない戦いで首位を独走する中、大混戦となった2、3位争いでRED SOX萩中サンダースが競り負け、まさかの予選敗退。続くBブロックでも、東京ドナルドダックスタイガーといった実力者が予選突破を果たす中、神田川メイツ東京ガッツが勝点差1で4、5位に沈み、予選で姿を消した。更にDブロックで歴代ファイナリストのジョルターヘッズ、Eブロックでは吉岡クラブといった強豪がリーグ戦で敗れ去り、無敗で予選突破を果たしたBブロック首位のSnugsやDブロック首位の大宮フェニックスでさえも決勝T初戦で敗れるなど次々と波乱が巻き起こった。
そんな中、唯一順当に勝ち進んだのが2年連続でファイナル進出を決めたARUYO東海だ。予選リーグこそギリギリの3位通過に甘んじたものの、決勝トーナメントに入ってからは本領発揮。1回戦でAブロック1位のグレイトシャークスを2対0の完封で退けると、2回戦では三晃クラブを相手に完全試合をやってのけ圧倒。更に準決勝では今季から導入したワイルドカード枠から勝ち上がり、春のリベンジに燃えるUNITED Aとの大一番を4対2で制し、再びファイナルの舞台へと歩みを進めた。
そんな強者達が苦戦を強いられた反面、今大会は新たな勢力図が誕生した大会だったとも言える。
リーグ大会では初参戦となったUNITED Aスタイガーがファイナルまであと一歩という活躍を見せ、昨年大会では予選突破すら叶わなかった相模KOT'S三晃クラブダディーズベースボールといった面々が大会を大いに盛り上げた。
また、初出場組ではYOTSUBA上鶴間BOOTropicanaの3チームが強豪を押しのけ決勝T進出を果たし、中でも死のEブロックを無敗で勝ち上がったYOTSUBAは勢いそのまま決勝Tでも躍動。 ファイナル進出を懸けた準決勝では、スタイガーとの激闘を劇的なサヨナラで制するなど怒濤の快進撃でファイナルへの切符を掴み獲った。
まさに新たな局面を迎えると共に、かつてない程混沌を極めた最高峰リーグ。果たして第4回大会を制し新王者に君臨するのは!?
来たる1月11日、決戦の地西武ドームで新たな歴史の1ページが捲られる。
スプリングの雪辱誓う!!是が非でも掴む最高峰リーグのタイトル!!

年末に味わった屈辱の敗戦から1ヶ月、ファイナルでの悔しさはファイナルの舞台で晴らすべく、最高峰リーグのタイトル獲得を心に誓ったARUYO東海。更にこの1部リーグのタイトルは昨年も掴み損ねているだけに、何が何でも逃す訳にはいかないのだ。
そんな彼らがタイトル奪取を成し遂げるための絶対条件となるのが、何故かファイナルの舞台で過去3戦無得点と沈黙している強力打線の覚醒だ。リードオフマンの古谷を筆頭に、窪寺、清水、石井、清野ら若手のチャンスメイクは勿論の事、寺井、大鹿、池田、岡部といった主軸を担うベテラン勢の決定力向上が必須。そして何よりも、プレッシャーとは無縁の彼らが冷静に本来のポテンシャルを発揮出来るかどうかがカギを握る。
またディフェンス面では、今シーズン馬車馬の活躍を見せていた北村をケガで失った今、細谷、岩瀬、古谷といった面々に加え、スプリングカップ決勝で緊急登板にも関わらず好投を見せた東らの奮闘が期待される。更には、状態を落としている浅野、菅原両投手の復活も待ち遠しいところである。
何れにしてもプライドを取り戻すためには優勝あるのみのARUYO東海。果たして今シーズンをどのような形で締めくくるのか!?
来たる1月11日、今季2度目の出陣となる決戦の地・西武ドームで、強者が復活の狼煙を上げる。
#14  古谷 友希 (外野手、投手)
                                                                    1987年8月17日生まれ(27歳)  常総学院高等学校出身

走・攻・守、すべてで活躍が期待されるARUYO東海のマルチプレーヤー。
高校時代には名門常総学院高校で甲子園に出場し、HRを記録。守ではあらゆるポジションをこなし、攻ではリードオフマンとして起点を作る、まさに優勝のキーマン。

『 今年は優勝出来るように頑張ります! 』 #2  清水 浩太 (内野手)
                               1988年2月28日生まれ(27歳)  横浜隼人高等学校~信濃グランセローズ出身

自身初のファイナルでチームを纏め上げる新キャプテン。
今シーズンからARUYO東海に入部を果たした新鋭は、過去に独立リーグでのプレー経験を持つなど期待の星。試合中に見せる闘争心全回のプレースタイルにも大注目。

『 絶対に負けられない戦いがここにある。勝ちます!! 』 #23  石井 達也 (外野手)
                                        1991年4月15日生まれ(23歳)  日本大学第二高等学校~武蔵大学出身

俊足のみならず長打力も兼ね備えたARUYO東海の核弾頭。
大学時代には硬式野球部でキャプテンを努めた若干23歳のナイスガイ。
甘いマスクの裏に秘めた熱き魂はチームに一体感を生み出す。

『 西武ドームで試合が出来る事に感謝して、自分らしく全力プレーで闘いたいと思います!! チームで力を合わせて必ず優勝します! 』
初出場で狙うビッグタイトル!!古豪の歴史に新たな称号を刻む!!

『心の繋がり』を合い言葉に初出場で見事ファイナルの切符を手にしたYOTSUBA。決して楽な道のりではなかった筈の最高峰リーグを勝ち上がれたのも、その『心の繋がり』から生み出されるチーム一丸野球が齎した結果なのだ。
そんなチームの持ち味は、予選リーグ2位タイの失点数からも分かるように、投手を中心に築く鉄壁のディフェンスである。
準決勝でも強豪スタイガーを零封したエース樋口に加え、ケガからの復活を遂げた青木らの投手陣を井出、藤田の経験豊富なキャッチャー陣が牽引。野手陣はプレーだけではなく声でもチームを引っ張る阿住、高田の二遊間を柱に、守備範囲の広い政(幸)、政(直)コンビと大一番でのビッグプレーが記憶に新しい強肩木田ら外野陣が堅守で盛り立てる。
その一方で攻撃面はと言うと、一振りで勝負を決めるロングヒッターがいない分、上位下位関係なく全員が次へと繋ぐ意識を徹底。
どの打順からでも機動力に小技を絡めチャンスをモノにするのがYOTSUBA打線の特徴であり、特に決勝Tに入ってからは海老井、中島、井手、三井ら下位打線での得点も目立ち、オフェンス面でも死角はない。
そんな彼らの戦いを振り返ると、決して派手さや豪快さがある訳ではない。だが、フィールドの選手のみならずベンチに入る全てのメンバーが織りなすハーモニーは圧倒的なエネルギーとなってゲームに表れ、 更にはOB、家族といった関係者全てが一体となって戦う、それこそがYOTSUBA野球の真髄であり最大の強みなのだ。
そして、その一体感と言う名のハーモニーを大舞台でも奏でる事が出来れば、彼らの悲願達成となるタイトル奪取は必至である。
#7  高田 真一 (内野手)
                                                1981年6月19日生まれ(33歳)  大宮工業高等学校~道都大学出身

甘いマスクの裏に熱き闘争心を秘めたYOTSUBAの精神的支柱。
如何なる場面でも大きな声と存在感でチーム全体に勇気を与えるリーダー的存在。

『 チームメイト、家族に感謝しながら最高のパフォーマンスで地元埼玉、寺嶋兼任監督を胴上げします! 』 #15  樋口 智彦 (投手)
                                            1982年9月27日生まれ(32歳)  埼玉栄高等学校~東京国際大学出身

高校時代に甲子園出場経験を持つYOTSUBAのエース左腕。
野球に対する意識の高さはチーム一である。
その抜群のコントロールとテンポの良いピッチングはYOTSUBA優勝のカギを握る。

『 チームに関わる全ての方が笑って終われる最高の試合にします! 』 #31  政 幸治 (外野手)
                                                                    1979年8月29日生まれ(35歳)  大宮工業高等学校出身

豪快なフルスイングが魅力のYOTSUBA不動の4番打者。
ディフェンスでも鉄壁の外野陣を束ね、野球に対する溢れんばかりの情熱でチームを牽引する。

『 チームメート、大好きな野球を思いっきりやらせてくれる家族に恩返しができるようチーム一丸となって優勝します! 』