TOP > Victoriaリーグ2部(2012年) > バックナンバー > 「萩中サンダース、初代王者に君臨!!~仲間と心一つに~」
        TEAM            1        2        3        4        5        6        7        R    
      萩中サンダース           5        2        0        0        0        -        -        7    
      スナイパーズ           0        0        0        0        0        -        -        0    
萩中スタイル炸裂!全員野球を貫いた萩中サンダースがタイトル獲得!!
Victoriaファイナル第5試合。フィニッシングゲームとなった一戦は、萩中サンダース 対 スナイパーズの2部リーグ初代王者を懸けた決勝戦である。
先攻は萩中サンダース。「ここまでサポートしてくれた全ての人に感謝して戦いたい」との思いで臨む頂上決戦。
チーム結成以来の悲願達成へ全員野球の萩中スタイル全快で優勝を狙う。
対する後攻はスナイパーズ。昨年、あと一歩の所で逃した西武ドーム決戦を前に気持ちが高鳴る選手達。
「今年こそは優勝する」を合い言葉に勝ち上がってきたチームが夢実現に挑む。
一年に渡る激闘を制し、ついにこの日を迎えた両雄。初代王者として有終の美を飾るチームはどちらか。Victoriaファイナル最後の一大決戦が幕を開ける。

ゲームは1回表の萩中サンダース、その攻撃は圧巻そのもの。
スナイパーズのエース宮本に息つく間も与えない怒濤の攻撃を披露した。
1アウトから2番大久保のセンター前ヒットで口火を切った打線は、続く3番相澤のライト前ヒットで1、3塁のチャンスを作る。 この場面で迎えた4番細尾がレフトへ豪快な一打を放ち先制点を奪うと、尚も続くチャンスに6番上田の当たりがエラーを誘い2点を追加する。
勢いづく打線は満塁へとチャンスを膨らませると、9番高橋のショートへの内野安打で更なる2点をプラスし、初回から5点を叩き出した。

いきなりの5失点で動揺を隠せないスナイパーズナイン。
だがその裏、2番小林がレフトオーバーのツーベースヒットで反撃の狼煙を上げると、3番仲宗根がサードへの強襲ヒットで繋ぐ。 続く4番宮本の送りバントで2アウトながら2、3塁のチャンスを作り出すと、5番堀内を迎える。 頼みのキャプテンとあって期待が膨らむベンチだったが、木戸のストレートに差し込まれサードフライと得点を奪う事が出来ない。

2回表、初回の5得点で完全に波に乗った萩中打線は、この回も宮本に襲いかかる。
1回に続き2番大久保の出塁から1アウト3塁の場面を作り出すと、打席には再び4番細尾。
初回に見せたパワフルなバッティングから一転、今度はチームプレーに徹するスクイズエンドランをしぶとく決め得点を重ねた。
さらにこの回、エラーによる1点も加えた打線は、2回までに7点のリードを奪った。

1、2回で奪った大量得点でゲームを支配する萩中サンダース。
その後の展開は左右の両エース、木戸、三崎屋の2枚看板が輝きを放った。
右腕木戸は、1回こそピンチを招いたものの3回まで被安打2の無失点ピッチング披露する。
一方の左腕三崎屋、4回の代わり鼻で4番宮本にツーベースヒットを許した以外は完璧な内容。最終回となった5回のピッチングも僅か9球で抑える抜群の投球で締めくくった。
7得点の攻撃陣に完封リレーの投手陣。共に最高のパフォーマンスを披露し、タイトル奪取を果たした萩中サンダース。もう一つの目標であった全員出場も達成させ、まさに萩中スタイルを貫いた鮮やかな勝利となった。
先制タイムリーを放った細尾選手
MVPと共に人生のパートナーをGET!!
悲願の優勝を決めた相澤主将
全員野球を貫き、見事タイトル獲得!!
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