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決戦間近!初タイトルを懸けた新旧対決を制し、2部の頂点を掴み獲るのは!?
最高峰リーグへの登竜門として位置づけられる2部リーグも今年で3年目。
新勢力の台頭と共に年々高レベルの戦いが繰り広げられ、今シーズンは38のチームが頂点の座を懸け争った。
そんな今大会を振り返ると、やはり見逃せないのは新たな勢力の活躍であり、それは決勝トーナメントに進出した20チーム中12チームが初参戦であるという結果からも窺い知る事が出来る。
先ずはAブロックを6戦全勝と圧倒的な力を見せつけ、首位通過を果たした若武者PIECE。最高の状態で臨んだ決勝トーナメントでは、惜しくも準々決勝で敗れたものの、今大会を通してPIECEという名を轟かせた事は間違いない。
続くBブロックで存在感を示したのはMBN。水島兄弟バッテリーを中心とした堅い守りは、予選リーグで失点僅か3。
決勝トーナメントでも強打の砂町ドンフェイス打線を完封で退けるなど高いディフェンス力を披露し、攻撃力の強化如何では来季の優勝候補の筆頭と成り得る活躍であった。また、C、Eブロックからは共に2位通過ながら準決勝まで勝ち上がった漁火ブルーサンダース
DブロックではRAISEが無失点のまま首位通過を決めるなど実力を遺憾なく発揮した。
他にもVictoria史上2チーム目となる女性代表が率いるBloopersなど数多くのチームに注目が集まった中、最も輝きを放ったのがFブロック2位通過のPEGASUSであった。SANDRY、MBNといった予選首位通過チームとの接戦をモノにし勝ち進むと、準決勝ではブルーサンダースとの激闘を制しファイナリストの座を掴み獲った。
そんな新星達の躍進があった反面、今シーズンも存在感を示したのがE、Fブロックを首位で勝ち上がったGOLGO BASEBALL CLUBBOOOOON。更には、そのGOLGO BASEBALL CLUBを決勝トーナメントで敗った莫逆ファミーリアといった面々である。
中でも予選リーグから無傷の8連勝で4年越しの悲願を達成したBOOOOONの戦いぶりは圧巻の一言であった。
まさに昨年と同様に新たな勢力の参戦で大いに盛り上がった2部リーグ。 果たして第3回大会の王座に上り詰め、Victoria史にその名を刻むのは!?奇しくもFブロック同士の対決となった頂上決戦の火蓋は来たる12月21日、決戦の地西武ドームで切って落とされる。
歓喜の涙で掴んだ檜舞台!!Enjoy野球で初の頂へと挑む!!

今シーズン、リーグ初出場ながら怒濤の快進撃でファイナルの舞台へと勝ち上がったPEGASUS。
そんな彼らの戦いを振り返ると、予選リーグこそ2位通過に甘んじたものの、決勝トーナメントに進んでからの勝負強さは見事であった。
トーナメント初陣で激突したCブロック首位通過のSANDRYを2対0で零封し勢いに乗ると、続く準々決勝では鉄壁の守備を誇りBブロックの顔となったMBNを延長サドンデスの末に1対0で打ち破った。更に全身全霊を懸け臨んだ強敵ブルーサンダースとの準決勝では、3回に先制し主導権を握るも、終盤6回に追いつかれ苦しい展開となった。だがそれでも、劣勢の時こそ上を向く彼らのEnjoy野球を勝利の女神は見放さず、最終7回に2点を勝ち越し、悲願であったファイナルの切符を手にした。
そのチームの絶対的存在となるのがエース竹中である。ポーカーフェイスとは裏腹にダイナミックな投球ホームで三振の山を築くピッチングは優勝への絶対条件。 山田監督も「竹中の出来が勝敗を大きく左右する」と語るだけに、大会屈指の右腕であるエースの躍動なくして頂点奪取はない。とは言え、そのエースの活躍はバックの支えがあってこそ。守りでは女房役であるキャッチャー若林を中心に藤倉、山崎、鮎沢のセンターライン。更には、常に笑顔を絶やさず盛り立てる監督の山田に、ムードメーカー倉持らの存在は欠かせない。
また攻撃面で言えば、準決勝で勝負強さを見せつけた藤倉を始め、鮎沢、山崎に吉留、武田といった中軸が得点源を担う。
果たしてEnjoy野球のPEGASUSが決勝の舞台でも笑顔を咲かせる事が出来るのか!?
決戦の地で相対するは予選リーグで大敗を喫している相手だけに、リベンジも兼ねた今季最大の大勝負となる。
#7  鮎沢 スグリ (外野手、捕手)
                                                    1980年6月19日生まれ(34歳)  二松学舎大学附属高等学校出身

山田監督が全幅の信頼を寄せるチームの絶対的支柱。
プレーでの活躍はもちろん、副キャプテンとして精神的にもチームを支える
PEGASUSになくてはならない存在。

『 西武ドームで野球が出来る事をチーム・家族・仲間に感謝して、
チームの勝利に貢献できるよう全力を尽くしたいと思います! 』 #18  竹中 宗弘 (投手)
                                                          1987年10月27日生まれ(27歳)  日本航空高等学校石川出身

絶対的エースにしてPEGASUSの生命線。
その高きポテンシャルはピッチングのみならずバッティングでもチームを引っ張る。
内に秘めた熱き闘志か炸裂した時、PEGASUSの頂点奪取は必至。

『 感謝の気持ちを持ってプレーしたいです。
先制点を与えないようにして最小失点で抑えたいと思います。 』 #30  山田 光成 (内野手)
                                                                       1979年12月30日生まれ(35歳)  鶴ヶ島高等学校出身

PEGASUS命のユーモア溢れるチームリーダー。
「体にはPEGASUSの血が流れている」と豪語する程、チームをこよなく愛する男。
決勝でもチームを統率し、可愛い息子達の前での優勝を誓う。

『 このメンバーで勝ち上がって来たのでメンバー全員で勝ちにいきます。 』
4年越しの思いを一つに!!全員野球で掴むは初タイトル!!

Victoriaリーグ創設と同時に参戦を果たし、遂に4年越しの思いを形にしたBOOOOON。
参戦当初は若さ溢れるエネルギッシュなプレーで勢いこそあったものの、粘り強さ、安定感に欠けていた彼ら。
だがあれから4年、年々多くの経験を経て一回りも二回りも大きく進化した姿は、今シーズンの戦いに全て集約されていた。
先ず予選リーグの戦いでは、攻撃面でリーグ2位となる29得点。ディフェンス面ではリーグ3位の4失点と攻守で成長を見せつけ、5戦全勝での首位通過を果たした。また好調をキープしたまま迎えた決勝トーナメントでは、2回戦でBloopersを8対1と圧倒すれば、準々決勝では莫逆ファミーリアを相手に4対0の完封劇を披露。 更に西武ドームを懸け臨んだ漁火との準決勝戦は手に汗握るシーソーゲームとなり、最後は運をも味方につけ勝利。リーグ戦での安定感に加え大一番での粘り強さと、まさにチームの進化を証明したのだ。
そんなBOOOOONの魅力を語る上で外せないのが『団結力』。それは彼らが目指す全員野球の象徴であり、城野監督も「勝ち進むごとに更に団結力が強まった。ファイナル進出は真冬から厳しい練習に励んできた選手達の熱い気持ちが一つに成ったからです」と語るように、それこそがチーム最大の原動力なのである。
その中で、投手陣では3本柱となる加藤、高橋、青野。攻守共に活躍が期待されるのがキャプテンで守の要となるキャッチャー箕輪に3番ショートのポジションを担う藤原。更には準決勝でヒーローとなり、巧みなバットコントロールが魅力の鈴木らがフィールドプレーヤーのキーパーソンとなる。果たして、心身共に大きな成長を遂げたBOOOOONが如何にして初の称号を掴み獲るのか!?
チーム結成当初からの合い言葉である『野球が出来る事への感謝』を心に秘め、いざ決戦の地へと乗り込む。
#1  藤原 翔太郎 (内野手)
                                                    1988年7月25日生まれ(26歳)  西武台高校~東京国際大学出身

攻守で中核を担うBOOOOONのキープレーヤー。
守備では遊撃手として野手陣を纏める司令塔。攻撃でも3番バッターとして広角に打ち分け、
チャンスにめっぽう強い。勝利のカギはこの男の活躍にあり。

『 優勝まであと一つ!BOOOOON野球で必ず勝ちにいきます! 』 #5  箕輪 佳晃 (捕手)
                                                                                  1988年5月2日生まれ(26歳)  西武台高校出身

強肩、強打を誇るBOOOOONの要。
キャプテンとしてだけでなく、ムードメーカーとしてもチームを引っ張る元気印。
打撃ではクリンアップを担い、守備では3本柱の投手陣を巧みなリードで纏め上げる。

『 声でチームを引っ張り、全員出場で絶対優勝します! 』 #16  加藤 達矢 (投手)
                                                                        1988年8月24日生まれ(26歳)  小松原高等学校出身

チーム3本柱の中心となるエース右腕。
今シーズンは、先発、中継ぎ、抑えと全ての場面を投げ分けるなど大車輪の活躍。
チームを何度も救ってきたこの男の活躍なくして優勝はない。

『 今までBOOOOONでやってきたことを決勝戦でぶつけます。全員野球で優勝を手にします。 』