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過去最多91チームの猛者達が終結!最激戦区3部リーグの頂点を掴むのは!?
3部リーグは原則として新規参戦チームの登竜門となるが故、毎年リーグ最多の参加数を誇り、今季も過去最多91チームが参戦。予選リーグ終了後も32チームが激戦を繰り広げた決勝トーナメントまでの死闘を一気に振り返る。 【Aブロック】 このブロックで首位に輝いたのは2019年結成、新時代の年号からとったチーム名が印象的な新星#レイワーズだ。令和に結成されたチームは俳優、モデル、お笑い芸人、歌手で構成されバラエティー豊かな面々が並ぶ中、野球の実力も確かで絶好調の1年だった。ブロック最少失点の2位で決勝トーナメント進出を決めたのはインソムニアスターズで、6試合で8失点とシーズン中は坂東-秋山の投手リレーで完封勝ちを飾るなど見事な活躍を見せた。MR.cherryboysは得失点差の3位で予選を終えたが、主戦投手の菅原がVictorsとの一戦で2桁奪三振を奪う好投が決め手となり、ワイルドカードでの決勝トーナメント進出を果たした。得点はブロックトップの41得点、強打が印象的なユニティーは4位でシーズン終了となったが、昨季3部リーグ4強のインソムニアスターズを倒すなどインパクトを残し、来季は圧倒的な打力を誇示し一気に頂点を目指す。初参戦のVictorsは5位と悔しさが残ったが、初戦の世田谷odds戦で吉岡が値千金の逆転満塁弾を放つなど強烈なポテンシャルを示し、大学生の新設チームとあってこの先も実力は未知数で楽しみな存在である。世田谷oddsはシーズン未勝利に終わるも僅差の試合も多く、エンジョイベースボールをモットーに来季は4部での再起を誓う。それゆけ!目黒ココナッツはリーグワースト失点が大きく響く結果となり、投手陣の再建に着手し来季はまず予選通過が目標だ。 【Bブロック】 6戦全勝、2位を大きく突き放し首位通過を決めたのは戦極-SENGOKU-、47得点とブロックトップの強打に加え失点数もブロック最少と付け入る隙を与えなかった。2位のシモックナインは複数の接戦を制し決勝トーナメント進出を決め、中でも品川オレンジとの一戦で展開した8-7のルーズヴェルトゲームは、見応え十分の試合だった。ブロック2番目の得点力を誇ったが不戦敗の影響で3位に沈んだ品川オレンジは、開幕当初は最高の滑り出しを見せただけに来季はシーズン通して好調を維持し、頂点への階段を駆け上がりたい。テイクケアは品川オレンジと勝ち点で並ぶも得失点差で4位に終わったが、自力で勝った勝利は2桁得点を叩き出し、4点の劣勢を跳ね除けたチームの一体感は見事だった。KANIC B.Cは品川オリオールズとの一戦で松丸が完封勝利を見せるも不戦敗の影響で下位に沈み、準優勝を収めたVictoria主催のパワプロ大会同様に来季はeスポーツのみならず、草野球でも主役の座を手に入れる。リーグ戦に復帰した品川オリオールズはシーズン2勝を挙げながらもコロナの影響もあり不戦敗で失速。2015年に3部リーグで3位入賞を果たした勢いを取り戻し、来季は首位戦線に名乗りを上げる。初参加のリトルマーメイドは自分たちの野球が出来ず初白星はお預けとなったが、2位通過シモックナイン相手に敗れはしたものの1点差ゲームを演じるなど上位相手に戦える戦力は十分あり、学生中心のチームとして来季はリーグを盛り上げてほしい存在だ。 【Cブロック】 3部リーグ総勢91チーム中トップの50得点を奪い、圧倒的な攻撃力で首位通過を決めたのは青霧。中でも取材試合で放った久保の本塁打は今季見たHRの中でも特に衝撃的で、春先から強打を印象付けた。首位の青霧と同様、5勝1敗でこちらも47得点と強打を武器に2位通過を決めたのはMilkyWave、失点数も僅かに10点と投手陣も踏ん張り4年連続で決勝トーナメント進出となった。若武者Chuyansは投手力が高いレベルにありながらも得点が15点と投高打低が課題。取材試合ではスイングの鋭い選手が多いため、来季は勝負強さに磨きをかけVictoriaでのタイトルを手中に収めたい。注目の新星RED RIBBON軍は上位チームの圧倒的な力によって予選通過を阻まれたが、関東昇竜会で14得点を挙げた猛攻は見事で、来季も強打を引っ提げ先ずは予選通過を目指す。3年連続の決勝トーナメント進出を目論んだG-matesは大量失点の敗戦が目立ち下位に沈んだが、一方で打線は2試合で2ケタ得点と強打は健在なだけに代表の海津を中心に来季こそ充実したシーズンにしたい。上位チームに善戦するもあと一歩及ばず6位でシーズンを終えた留年バスターズは、守屋、大嶺、井上と投手陣の活躍が顕著で、来季は注目チームとしてマークする必要がありそうだ。中日ドラゴンズファン同志によって結成された関東昇竜会は、代表の小川を中心にプロスタ進出に向けて闘志を燃やしたが初勝利はお預けとなり、来季は投手陣の奮起で勝ち星を重ねたい。 【Dブロック】 リーグ大会参戦初年度から首位通過を決めたTokyo Volk。斎藤、奥田、藤井、鈴木と豊富な投手陣を揃え、中でもオータムカップの取材試合で見せた鈴木の躍動感あるピッチングは今季見てきた投手の中でもひと際輝いていた。参戦2年目の江戸川GLITTERSはブロック最少失点の2位で決勝トーナメント進出を決め、エースの小峰が投打で活躍し存在感を示した。強豪が集う中で4勝を挙げ3位フィニッシュを果たしたTDBCは、メンバーが聴覚障害のハンディを抱える中ブロック2位の得点力を誇り、自力でワイルドカードの椅子を掴み取った。4年連続で決勝トーナメント進出中のアスリーツはまさかの予選敗退となったが、今季もシーズン中に完封勝利を飾ったベテラン中野を中心に投手陣は好調を維持し、上位に食い込む力は十分に持っている。初参戦の今シーズンは2勝と上位進出を阻まれたJunkies(東京都)だが、勝ち星を挙げた2試合では何れも強打を見せ高いポテンシャルを発揮した。同じく初参戦のロイヤルズも上位チームから勝ち星を挙げられず悔しさの残るシーズンだったが、地元の仲間で集結した高いチーム力で厳しい冬を乗り越え、来季は飛躍のシーズンを迎えたい。TokyoCity Royalsは大量失点が響き本来の力を発揮できなかったが、モットーである「今日より明日、明日より明後日、3歩進んで2歩下がる」の精神で野球の高みを目指し、来季は一躍主役の座に躍り出る。 【Eブロック】 首位は圧倒的な実力を誇示した新星の紫紺インディアナオスンだ。チームは6試合7失点と投手陣の活躍が顕著で佐々木、石嶺、富澤、寺田と4枚の投手を揃え、足立JACKASS戦では佐々木が圧巻の17奪三振完投と見事な奪三振ショーを披露した。足立JACKASSは得失点差で2位通過を決め、6月の取材試合では金井-笠井の完封リレーに加え攻撃陣も11得点と攻守でインパクトを残した。れぐるすは復帰初陣を逆転で制し幸先良いスタートを決めたが、最後は得失点差で惜しくも3位となり、来季は決勝トーナメント進出、そして2013年以来のファイナルの地で歓喜の輪を作りたい。1978年創部、下町で長きに渡って活動を続ける足立シャドーズは、上位3チーム相手に白星を挙げられなかったことが響き4位に終わり、参戦3年目の来季は勝負のシーズンとして大きな期待を寄せる。レインボーオクトパスは一時3位に浮上し決勝トーナメントが視界に入ったが不戦敗で上位戦線から離脱。来季は体制を整え清水、藤木、藤谷の投手陣を中心にアイドルグループたこやきレインボーのファンで結成された団結力にも注目だ。2020年結成の新星Cabsは思うような結果を残せなかったが、敗戦した試合でも1点差ゲームが2試合と上位進出は十分に可能で、代表の佐古を中心に13名の精鋭が躍動を誓う。同じく2020年結成の大江戸モンキースパーズはコロナ禍により途中棄権となったが、来季は巻き返しのシーズンにしたい。 【Fブロック】 首位通過を決めたのは参戦1年目、埼玉県上尾市の雄・ホワイトブルズ。安藤、河瀬と2人の完投能力を有した好投手を擁し、4勝2分けの負けなしで決勝トーナメントへと進んだ。2位以下は3勝で3チームが並び、残り1枠の決勝トーナメントの座を勝ち取ったのは2013年から埼玉県春日部市で活動する春日部レッドアレスだ。主戦の藤村を中心に最少失点で切り抜ける守備力を武器に参戦2年目で初の決勝トーナメント進出を決めた。スタープラチナは春日部レッドアレスとの直接対決で大量失点が響き、惜しくも3位と決勝トーナメント進出とはならなかったが、失点数がブロックワーストなだけにディフェンス面を強化すれば、来季は飛躍のシーズンを遂げるだろう。Victoriaで2度のタイトルを獲得する吉岡クラブの兄弟チーム吉岡クラブ三代目は、参戦初年度の今季は思うような結果を残せず苦しいシーズンだったが、来季は兄貴分である吉岡クラブの強打を参考に兄弟でのタイトル獲得を目指してほしい。バスターズは2勝を挙げながらも2つの引き分けが影響し5位でシーズンを終えたが、1位通過のホワイトブルズとは互角の戦いを展開し、来季は注目チームとしてマークしておきたい。埼玉県東松山市で優勝経験を持つ注目チームの大翔は、2つの不戦敗と志半ばでシーズンを締めくくっただけに、来季のリベンジに熱い視線を送りたい。同じく初参戦のHetappiesも不本意な結果に終わったが、バスターズとの取材試合では力強いスイングをする選手が多く並び、シーズン中も2ケタ得点を挙げているだけに攻撃力を武器に上位進出を目論む。 【Gブロック】 初参戦が3チームのブロックで主役の座に躍り出たのは新星Avengers。神崎、石黒、関根、小峯とHRを打てる打者を中心に38得点を挙げ、初参戦でトップ通過を成し遂げた。上尾西ブルースカイズは2位で予選通過となったが、注目すべきはブロック最少の6失点と大久保を中心とした守り勝つ野球が魅力で、今年も上尾の名を3部リーグに轟かせた。2年連続決勝トーナメント進出中のSKグリーターズは4勝を挙げるも上位2チームが圧倒的な成績を残しただけに不運な結果となったが、代表の温泉川がチームを鼓舞する活躍を見せ、選手としても結果を残した。2021年に結成し初年度よりVictoria参戦を決めたBIG BOMBは自力で掴んだ勝ち星2つが家城-白石の投手リレーで、来季も2人を軸に初の決勝トーナメント進出を狙いたい。埼玉県ふじみ野市の上部リーグで活動を続けるプレジデントは今季5位に終わったが、接戦も多い1年で代表の鈴木を中心にひたむきに野球に取り組み、この冬もオープン戦を組むなど来季に向けて戦力強化を図る。初参戦のAliasはシーズン1勝で終えたが、トップ通過のAvengersに対して唯一1点差ゲームと苦しめた存在で、この試合は大きな自信となりそうだ。NexuSも同じくAvengersと最後まで接戦を演じ、個々の実力は上位に引けを取らないだけに、参戦3年目の来季こそ決勝トーナメント、そしてプロスタ進出に狙いを定める。 【Hブロック】 失点は僅かに2点、3部リーグ91チーム中で最も失点数が少なかったのはHustler。今年も圧倒的な立ち回りで試合巧者ぶりを披露し見事全勝で予選リーグを終えた。2020年からトーナメント戦に参戦した東光野球部Bは、今季からリーグ戦にもエントリー。参戦初年度から若さを武器に決勝トーナメント進出、そしてエース市川が複数の完封勝ちを飾るなど全集中の投球で相手を寄せ付けなかった。千葉県市川市の公立中学校OBで結成された地元を愛する市川ホーネッツは、3勝を挙げるも2つの完封負けが響き3位に沈み、来季躍進のポイントは今季好調の宗形のバットに加え、若さを武器にした足を絡めた攻撃だ。KAJIYAは不戦敗がなければ決勝トーナメント進出争いに加われただけに心残りのシーズンとなったが、来季は準完全試合を披露した長田に加え、藤森が復活を果たせば優勝争いに食い込むチームとなるだろう。昨季初参戦で3部リーグ決勝トーナメントに進出したJOKERは今季3勝で予選敗退となったが、エース柳田が3試合連続完封の完璧な投球を見せ、敗戦した試合でも2試合が2点差以内の僅差と、来季も侮れないチームとなりそうだ。昨季3部リーグのワイルドカードからベスト8に残ったフロンティアは今季はまさかの予選1勝で終戦。予想外の結果となったが敗戦した試合は1点差以内の好ゲームが多く、接戦をものにできる勝負強さが備われば一気にヒーローの座を勝ち取れるチームだ。WILLYZはシーズン未勝利に終わったが、不戦敗もなく最後まで諦めずに戦った姿勢は素晴らしく、チームスローガンでもある「楽しさの追求」を追い求め、先ずはVictoriaでの初勝利、そして決勝トーナメント進出を狙う。 【Iブロック】 5チームがリーグ初エントリーと、予想もつかない熾烈なバトルを制し首位に立ったのは千葉県松戸市で活動する若武者のブラックバイキングスだ。48得点はリーグ全体でも2番目の成績で、中でも初戦で見せた15得点の攻撃力は脅威で鮮烈なデビューを飾った。HORNETS(千葉県)はデビュー戦で4点ビハインドから逆転勝利と初戦を白星で飾り、その後の東光野球部Aとの一戦でも逆転勝利を収めるなど逆境からの勝負強さを見せ、見事2位通過となった。得失点差の3位フィニッシュだったDIAMONDSは、ブラックバイキングスとの取材試合で両チーム9本の本塁打が飛び交う乱打戦を演じ、敗れはしたものの来季も長打力に加え守りが安定すれば頂点も見えてくる。新星Junkies(千葉県)は4勝しながらも2つの不戦敗が大きく響き、初参戦の2021年は4位フィニッシュと悔やまれる1年に。完投能力のある佐藤(由)、元田を中心とした投手陣が来季はチームを牽引し、勝負の1年にしたい。同じく初参戦Bule Raidersは3つの引き分けで勝ち点を伸ばせず5位となった一方で、上位2チーム相手に痛み分けと来季はダークホースとして楽しみなチームだ。こちらもリーグ戦は初エントリーの東光野球部Aは本来の実力を発揮できなかったが、同じ職場で働く仲間で結成したチームワークは魅力で、来季はタイトルを願う会社のメンバーにも吉報を届けるシーズンとしたい。JourneyRoadは3つの不戦敗に加え投手陣が打ち込まれ初勝利はお預けとなったが、チームは20代前半とまだ若く、来季は変貌を遂げる1年としたい。 【Jブロック】 91チーム中2番目の失点数の低さで昨年の3部リーグに続き、今季も6戦全勝で首位通過を決めたのはパンパースだ。なんと不戦勝を除く5試合中4試合が完封勝利と、小野田(文)、小野田(幸)、戸谷、橋口と枚数豊富な投手陣を揃え、全リーグ最速で決勝トーナメント進出を決めた。初参戦の東京Air-forceは金田、山澤、石川と強固な投手陣の活躍が光り、3位との得失点差僅かに2点で決勝トーナメント進出を決めた。一方の旭化成東京野球部は得失点差で3位となったが、5月のHIU PHOENIXとの一戦で8得点を挙げたことが足掛かりとなり、ワイルドカード進出枠を掴み取った。5月には連勝で2位に浮上し決勝トーナメント進出も見えかけた新星アンビシャス東京は、その後の敗戦が響き最終的には4位で終えたが、2020年結成の若きチームは経験者を中心に活動するだけあって波に乗ると手を付けられない存在となりそうだ。同じく新星の東京ブルーバーズは4月に2勝目を挙げこのまま勝ち進むかと思いきや、その後の敗戦が響き下位に沈むも2015年に活動をスタートしたチームは初のタイトル獲得に向け意気揚々とプレーし、来季もノリと勢いを駆使して頂点を目指す。オンラインサロンのメンバーで構成されたHIU PHOENIXはシーズン中盤まで勝ち星を掴めず苦しんだが、最終戦となった東京ブルーバーズとの一戦では棚澤が好投し来季に繋がる大きな1勝を挙げ、2022年は固い絆で結ばれたメンバーで目標は高く、プロスタで歓喜の輪を作る。SAMURAI EXECUTIVEは途中棄権で実力は未知数だが、他大会では優勝経験もあるだけに上位に食い込む力は十分に持っているだろう。 【Kブロック】 2020年は3部リーグ予選敗退と今季リベンジに燃えるGAKUは、シーズン5勝に加え得点・失点共にブロックトップを記録。開幕3連勝の勢いそのままに最終戦では鈴木陽の決勝打に小倉-秦の投手リレーと、シーズン通して好調を維持した。五反田ソフトパンクホークスは首位通過のGAKU相手に7-2と勝利を飾り、決勝トーナメント進出を懸けた最終戦では谷代表自らHR含む3打点の活躍を見せ2位通過を決めた。埼玉県戸田市の新曽BWは初戦を白星で飾り幸先良いスタートを切ったが、決勝トーナメント進出を懸けた最終カードのケチャップ戦はシーソーゲームの末ドロー決着と3位でシーズンを終えただけに来季は巻き返しを図りたい。同じくケチャップも新曽BWと勝ち点で並び4位にてシーズンを終えたが、これから脂が乗る20代中盤チームの更なる成長が楽しみだ。ズミズミダイコンズは自力で3勝を挙げるが2試合による不戦敗が不本意な結果に。しかし、取材試合で見せたポテンシャルは見事であり来季は上位進出に期待が膨らむ。少年野球からの仲間達とチームを結成した初参戦のジャガーズは、10年が経過した今シーズン初タイトル獲得に向けて意気込んだがシーズン1勝と自分たちの野球をさせてもらえず残念な結果に終わったが、初戦で安藤が先制打&決勝3ランを放ったようにVictoriaで戦い抜くポテンシャルは十分に秘めている。「野球中心で生活を考えている」と語る初参戦のDiehardも同じくシーズン1勝に終えたが、新曽BW相手に初勝利を飾った試合は能力の高さを感じ、来季も侮れない存在として注目したい。 【Lブロック】 勝ち点11で3チームが並ぶ中、2位以下に差をつけて首位通過を決めたのはデビルヤンキース。初陣こそ接戦を落とすもその後の戦いぶりは他を寄せ付けず、取材試合での加藤の投球も素晴らしい内容だった。2020年4部リーグ王者のSHIKOH CLUBは、昇格初年度の今季も好調で蒔田を中心に若手がチームを牽引し、3部リーグでも頭角を現した。期待の新星である東雲blossomはブロック最多の36得点と際立った成績を収め、他チームからも強敵と警戒されながらも本来の実力を発揮し、ワイルドカードで予選通過を決めた。同じく新星の川崎余熱saversも勝ち点同数で並び、東雲blossomとの最終戦では代表としてチームを支える矢竹の活躍で引き分けに持ち込み、滑り込みでワイルドカードの切符をもぎ取った。こちらも新星YBC Dodgersは一歩及ばす予選敗退となったが、決勝トーナメントに進出したデビルヤンキース、川崎余熱saversを苦しめた腕前は確かなもので、結成10年を超える来季は勝負のシーズンとなりそうだ。一方Victoria初年度から参戦を続ける横浜ゴーヘッズは今季も決勝トーナメント進出とはならなかったが、来季は参戦12年目で悲願のプロスタ進出に向け春先から最高のスタートを切りたいところだ。初参戦の新羽ダイヤモンドダストは最後まで戦い切るもシーズン未勝利と涙を飲む結果となったが、敗れはしたものの首位のデビルヤンキースを1-2と苦しめ、年間60試合以上こなしているだけに投打が噛み合えば上位進出も十分に可能だ。 【Nブロック】 投手力を武器に首位で決勝トーナメント進出を決めたのは初参戦の東京ラパン。投手力もさることながら取材試合で見せた強力打線の集中力には驚かされた。同じく初参戦のROOKIESはシーズン4勝と上出来の結果を収め、中でも高山、加藤、大橋(遼)、森田と投手陣の活躍が目立ち、2位で決勝トーナメント進出を決めた。三鷹Practiceは勝ち点が1及ばず予選敗退となったが、結成からまだ2年目のフレッシュチームは今季投打で活躍した中西に加え、経験豊富な大学軟式野球経験者中心に楽しみながら高みを目指す。HORNETS(東京都)は4位に沈むも2つの引き分けが功を奏し、3位を追い越して勝率差で決勝トーナメント進出を決めた珍しい結末となり、東京都日野市1部リーグに所属する意地とプライドを見せた。ほぼ全員が2000年生まれで若さが売りのFamilyは勝ち星は1つだが引き分け2試合に加え、東京ラパン相手に1点差ゲームを演じるなど強敵相手にも実力差はなく、若さと勢いを武器に来季はダークホースとして注視したいチームだ。チームは14名の少数精鋭と個の力を融合させて戦ったWEEDSはシーズン1勝に終わったが、今季は大量失点が多かっただけに来季は投手陣の奮起に期待したい。活動年齢が20代~60代と幅広く、バラエティー豊かな面々を揃えるミドルエースは今季の初勝利はお預けとなったが、地元の連盟大会では優勝経験もあり来季も決して軽視できない存在だ。 【決勝トーナメント】 決勝トーナメントには32チームが出場し、そのうち6チームがワイルドカード枠と多くのチームにチャンスが与えられたが、無情にも6チーム中5チームが1回戦で姿を消す結果となった。ワイルドカードから唯一初戦を勝ち上がったHORNETS(東京都)は、全リーグ最速で決勝トーナメント進出を決めた優勝候補パンパース相手に中盤で突き放し、投げては元木が完投勝利を収め金星を挙げた。同じく予選リーグ6試合で失点数が僅かに2点と優勝候補の一角であったHustlerは、1回戦の足立JACKASS戦で丹波、染谷、宇津木の継投で予選リーグに続き投手陣の活躍で勝ち上がるが、続くAvengersとの一戦ではサドンデスまで持ち込むも最後はじゃんけん決着で惜しくも敗れ、プロスタへの道は途絶えた。そして30試合の激闘を終え見事神宮への切符を掴み取ったのは、優勝候補Hustlerを破った勢いそのままに江戸川GLITTERS、東京ラパンと若武者を次々に倒した新星Avengersと、1回戦から強打を武器に勝ち上がり今季3大会での神宮進出を決めた戦極であった。両チーム個々の能力が非常に高く楽しみな一戦を迎えることとなるが、Avengersは決勝トーナメントに入ってから投手陣が更に調子を上げ、1回戦の春日部レッドアレス戦は4投手によるNO-NOリレー、準決勝の東京ラパン戦では筒井-小串の完封リレーと継投策でここまで勝ち上がってきた。対する戦極はトーナメント2大会で決勝進出するが故、もはや説明も不要だが、強打は勿論のこと投手陣も一線級の戦力を備え、各々がゲームメイクできる能力の高さは素晴らしいものがある。
注目すべき戦いは、Victoriaファイナル2021オープニングゲームの早朝8時にゴングが鳴るが、近年の3部リーグファイナルの戦いを振り返ると、3年連続で先制点を奪ったチームが頂点に立っているだけに、先制点の行方が1つのポイントになるだろう。まだ日が完全に昇り切らず凍てつく寒さがグランドに残る中、どちらに勝利の女神が微笑むか!?互いに一線級の戦力を保持したハイレベルな戦いの結末は、1月9日に明らかとなる!!
「戦うことを極める」チーム名の由来となったこの言葉は、まさに今シーズンの戦いぶりに相応しい言葉となった。今季の戦極はVictoria11年の歴史で初となる3大会でのプロスタ進出を決め、ここまで2021年のVictoriaを盛り上げてくれた。
そんなチームは2019年に発足。今季これほどの実績を残しただけあって過去の戦績にも注目が集まる彼らだが、過去を振り返っても決して圧倒的な実績を残してきたわけではない。チーム立ち上げ当初は僅か9名でスタート、Victoriaには結成2年目の2020年から参戦を決めた。初年度はオータムカップで初戦敗退、リーグ戦は首位通過ながらも決勝トーナメント初戦敗退と、悔しさが残るシーズンとなった一方で、参考記録ながらも試合数は全国1位と大きな経験を積んだ1年にもなった。
リベンジを誓った2021年シーズン、リーグ戦とトーナメント全3大会出場に加え今季は積極的に補強を進めたことも功を奏し、現在では60名以上のメンバーが在籍する。そして野球を心から愛する選手が集い、見事にサマーカップ、オータムカップ、3部リーグと史上初の3大会決勝進出の偉業を成し遂げた。
前述した通り3部リーグは昨季決勝トーナメント敗退と、1年間戦い切るうえで特に力を入れた大会だった。プロスタを狙い意気込む中トーナメント大会同様に3部リーグでの戦いぶりも見事で、セミファイナルまでの9戦で平均得点は7点と、強打で並みいる強豪を圧倒した。そして準決勝は3-0と投手戦の展開も大所帯を束ねるチームの精神的支柱である笹尾監督の戦略が見事にハマり、大和田-佐久間の完封リレーで神宮進出を決めた。
戦極の特徴としては1番~9番まで長打を放てる打のチームで、攻撃の中心となるのはチーム本塁打王の渡部、今季から新戦力として加入したシーズン打率4割を超える谷津に注目だ。投手陣は大和田を筆頭に下野、佐久間と豪華な面々が顔を揃え、3大会制覇に向けて盤石の布陣でVictoriaファイナルの2日間を戦いきる。
「まだまだルーキーチームですが、元気と勢いでVictoriaに旋風を起こしたい」と謙虚に語る彼らだが、Victoriaファイナル2日間を戦う上で、初戦となる3部リーグの決勝戦がその後の戦いの行方を左右するだろう。
果たして戦極は昨季の悔し涙からのリベンジを決め、翌日に続くトーナメント2大会に向けても良い流れを呼び込むことが出来るか!?前人未到の3大会制覇に向け、Victoriaの歴史にその名を刻む!!

#2 谷津 鷹明 (内野手)  1995年9月22日生まれ  向上高校~日本体育大学~栃木ゴールデンブレーブス~JPアセット証券 早くも戦極になくてはならない存在となった今年加入のスーパールーキー。 栃木ゴールデンブレーブス時代からキャプテンとしてチームを引っ張ってきたスーパースターだ。 出場50試合で打率4割本塁打14本と3試合に1本は本塁打を放つ長打力に注目だ! 『 神宮球場で野球が出来ることに感謝にしとことん野球を楽しむ!戦極が1番なんです!!ってことを証明します!! 』
#18 大和田 聖人 (投手)  2000年1月28日生まれ  東海大学附属相模高等学校~上武大学 今年から加入した期待のルーキー右腕。 中学時代にはU-15日本代表にも選出され、最速149キロのストレートを軸に七色の変化球を操る。 1試合平均の四死球は1以下という安定感抜群のピッチングで戦極を初優勝へと導く! 『 プロ野球選手の使っている球場で野球をできることに感謝して戦極を優勝に導けるようにがんばります!最後に醤油ラーメンネギトッピングで! 』
#27 渡部 椋雅 (捕手・内野手)  1999年5月12日生まれ  桐光学園高校~早稲田大学 戦極のクリンナップを担い、走攻守全てにおいて超一流。 早稲田大学準硬式野球部では1年からレギュラーを掴み、最高学年時には大学MVPを獲得。 ここ1番の打撃、守備には目を見張るものがあり、最年少ながらプレーでチームを引っ張る! 『 決勝戦を神宮で行えることをとても嬉しく思います。何としてでも優勝を勝ち取り、監督を胴上げしてあげたいです。勝利に少しでも貢献できるよう、精一杯頑張ります。 』
「居酒屋で野球チームを作ろうという話からチームを結成」草野球チーム立ち上げのきっかけとしてはよく耳にするエピソードだが、同時に「神宮出場」という明確な目標も立て、AvengersはVictoria参戦1年目で見事にその目標を達成した。
1年目から有言実行を成し遂げたチームを紹介すると、メンバー選考は代表兼主将である関根のInstagramのフォロワーから神宮出場に対して欠かせない選手にDMを送り、誰一人断られる事なくAvengersが集結した。万年選手不足に悩むチームにとっては興味深いメソッドだが、そんな彼らの基本となる戦い方は「誰が試合に出ても勝てるチーム」を1年で作り上げ、全員野球で勝利を掴みベンチに選手が残ることがないよう試合を組み立てる。そして27名の集いし精鋭たちは、Victoria初年度からヒーローの座に躍り出た。
3部リーグ初戦は白星で上々の滑り出しを見せるも2戦目の上尾西ブルースカイズ戦はバッテリーミスもあり、今年唯一の黒星を喫した。しかし続くAlias戦では関根が自らのバットで意地のサヨナラ弾を放つと、そこから負けなしと一気に頂点への階段を駆け上がり、目標の神宮出場を掴み取った。
個々の戦力を見てみると、一人一人が名門校での野球経験があり、特に投手はそれぞれレベルが高く先発、中継ぎ、抑えとスペシャリストが揃っている。中でも注目は、草野球では珍しいトミージョン手術から再起を果たしたエースの筒井が決勝トーナメントで躍動し、神宮出場が懸かったセミファイナルでは5回まで無失点の好投を披露して完全復活を見せた。一方の攻撃陣もタレント揃いで、注目選手として名前が挙がる頼れる代表兼主将の関根、4番として打線を引っ張る行方、扇の要の石黒と二松學舍大附トリオを中心に野手はどこからでも得点を奪え、火が付くと止まらない打線にも注目だ。更には小技を得意とする打者も並び、バントやエンドランと足を絡めた攻撃ができるのもAvengers打線の特徴である。
「1点差ゲームにも強く、粘り強さを持っている」と語るAvengersだが、強敵相手に接戦も予想される中、目標である「神宮出場」を達成し、次なる目標は「初出場初優勝」と全員野球で勝利を勝ち取りたい。 相手にとって不足はない、あとは神宮という大舞台で1年の集大成を披露するのみだ。チーム結成初年度で3部リーグ制覇の偉業達成に向け、Avengersが決戦の地に乗り込む!!

#1 関根 健太 (外野手/投手) 1995年8月19日生まれ  二松学舎大学附属高校~平成国際大学
代表・監督・キャプテン・広報をこなすAvengersの大黒柱。 遠投100m超え、50m走は6秒フラット、投手では最速145kmを計測するなどポテンシャルが高い。 初タイトル獲得にはチームから絶大の信頼を寄せるMr.Avengersの活躍が欠かせない! 『 Avengersのモットーである全員野球で初出場初優勝を掴み取りたい! 』
#24 行方 寿幸 (外野手) 1995年5月18日生まれ  二松学舎大学附属高校~駒澤大学
強打を誇るAvengersの絶対的4番。 高校時代からチャンスで勝負強さを発揮し、打撃センス抜群であり、広角打法で打率も高い。 チームに欠かせない男は好投手にめっぽう強く、神宮での大爆発に期待が高まる! 『 予選リーグからここまで勝ち上がってきたので、戦ってきたチームの分まで精一杯頑張ります! 』
#27 石黒 隆一 (捕手) 1995年7月1日生まれ  二松学舎大学附属高校~平成国際大学
攻守でチームに欠かせないAvengers扇の要。 打撃では予選からチームトップの6ホーマーを放ち、守備では全投手から絶大な信頼を得ている。 Cスローも1.7秒台と盗塁阻止率が高く、神宮の大一番でもその肩に注目が集まる! 『 代表のためにもという思いでみんなで助け合いながら1年間戦ってきました。結果にこだわって優勝できるよう頑張ります! 』