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春一番の激闘が雌雄を決する!!3代目スプリング王者に君臨するのは!?
2013年3月の開幕と同時に激闘が繰り広げられたスプリングカップ第3回大会。
毎年、戦陣を切って行われる一戦必勝の戦いも年々その厳しさを増し、今シーズンは49の勇者達が集い、頂点への道のりを争った。
そんな今大会を振り返ると、計47試合中26試合が3点差以内。また、そのうちの15試合が1点差ゲームと、数字が表す結果もトーナメントのレベルの高さを物語っている。
まさにハイレベルな戦いとなった春の一発勝負。強豪犇めく中ベスト8に名を連ねたのは、今年も初代王者としての存在感を示したVICTORYS。更には、昨年2冠を獲得したRED SOXに2部リーグ覇者の萩中サンダースと歴代王者達が実力を見せつけた。
また、初出場ながら快進撃を見せたのが漁火。神奈川の強豪Barock東京ガッツを退けてのベスト8入りと、新勢力として輝きを放った。
そしてその上をいくベスト4には、TABOO大宮フェニックス。共に埼玉の強豪として名を馳せる両チームだけに、毎年のようにその高いポテンシャルで上位に食い込んでくる。準決勝で見せた両者の姿は強者の証そのものであり、特に前回王者を最後の最後まで追い詰めた大宮フェニックスの戦いぶりには心を震わされた。それ故、ファイナリストとの差はまさに紙一重であったと言える。
( 準決勝取材記事はこちら →「大宮フェニックス × ARUYO東海」、「TABOO × スタイガー」 )
そんな猛者達が集う春のトーナメント戦を勝ち上がり、ファイナルの切符を手にしたのは、連覇に挑む前回王者ARUYO東海と初出場での初制覇を目論むニューカマーのスタイガーである。
果たして決闘の行方はいかに!?全身全霊を懸ける一騎打ちは、来る1月26日、西武ドームにて雌雄を決する。
大会連覇で主役となるか!!前回王者が誇りとプライドを懸け挑む!!

今シーズンも抜群の総合力でスタートダッシュを決めたARUYO東海。
大会連覇という至上命題にも決して力む事はなく、むしろその緊張感、プレッシャーを最高のパフォーマンスに変化させ決勝へとコマを進めた。そんなチームを率いる茂手木監督が常々口にする、「うちは攻撃力を注目されるが、投手陣を柱とする守りのチームなんです」という言葉がある。その発言に裏打ちされるように彼らが見せるここ一番での集中したディフェンス力はピカイチ。
そしてその要こそキャプテン捕手の大鹿であり、浅野、細谷、菅原、東といった豊富な投手陣を纏め上げると共に鉄壁ディフェンスの支柱となる。無論、攻撃力も群を抜く。矢野、窪寺、杉本の上位打線が機動力を活かしチャンスメイクを図ると、岡部、内ノ倉、古谷らが得点へと繋げる。更に言えば、大鹿、寺井、本木など下位打線の出塁率も高く、どこからでも得点シーンを演出する。
今年もズバリ死角なしのチーム状態を維持するARUYO東海。如何にして大会連覇という高き目標を達成するのか!?
大きな注目が集まる中、前回王者が一大決戦へと出陣する。
#3  岡部 敬義 (内野手)
                                            1980年11月14日生まれ(33歳)  日大明誠高等学校~日本大学出身

ARUYO東海不動の4番打者。
高校時代には春の選抜甲子園出場の実績。
春先から好調をキープし、現在もチーム首位打者を爆心中だ。

『 貧打線解消!うちのピッチャー良いし、今年は打って楽な試合にしたいです。 』 #8  堀口 圭介 (内野手)
                                                      1985年10月5日生まれ(28歳)  水城高等学校~旭川大学出身

ARUYO東海不動の5番打者。
高校時代にはプロ6球団からスカウトがきた逸材。
身体能力が高く、本職のキャッチャーでも大鹿を脅かす存在だ。

『 ここぞの場面で一本打ちます!目指すはもちろん優勝!! 』 #17  浅野 孝靖 (投手)
                              1982年1月16日生まれ(31歳)  市立岐阜商業高等学校~流通経済大学出身

菅原と並ぶARUYO東海ダブルエースの一人。
大学時代に日本代表候補に選出されるなどその実力は本物。
ポーカーフェイスを貫くマウンド度胸やコントロールは天下一品だ。

『 監督・チームメート、そしてずっと応援してくれてる智美・友都の為に必ず投げ勝ちます! 』 #88  内ノ倉 健祐 (外野手)
                                           1990年8月31日生まれ(23歳)  日大鶴ヶ丘高等学校~日本大学出身

ARUYO東海最強の強肩戦士。
日大鶴ヶ丘時代には3番センターで夏の甲子園出場。
肩だけでなく、神宮球場のバックスクリーンに打ち込んだ長打力も魅力である。

『 チームの力になれるよう一生懸命やります!優勝します!! 』
初の檜舞台に沸き立つ闘志!!全員野球で掴むは初の栄冠!!

初出場ながら破竹の勢いでファイナルへと駆け上がったスタイガー。
今大会、鮮烈なVictoriaデビューを飾り、一気にその名を轟かせた彼らの戦いは、戦前の予想を良い意味で裏切る強烈な印象を残した。 3回戦では吉岡クラブを相手に2対0の完封劇。続く準々決勝も初代王者のVICTORYSを5対0でシャットアウトし勢いに乗ると、迎えた勝負の準決勝では強者TABOOとの乱打戦を制しての切符獲得であった。
そんなチームの合い言葉は「チーム一丸の全員野球」。もちろん絶対的エース目代や守の柱である小畑、攻の軸となる豊永、小川、田畑、長きに渡りチームを引っ張る中村、斉藤らベテラン勢の名前を挙げる事は出来るが、飽くまでもベンチに入る選手達も含めた一体感と結束力がこのチームの強みなのである。
準決勝直後のインタビューでも小西キャプテンが語るように、決勝でのキーマンは選手全員。
果たして西武ドームという大舞台で相対する前回王者にして最強の敵を前にどのような戦いを披露するのか!?
チームワークが齎す力の全てをぶつけ、気持ちを一つに頂点を掴み獲る。
#1  中村 亮一 (内野手)
                                  1974年7月5日生まれ(39歳)  東海大仰星高等学校~奈良産業大学出身

野手陣をまとめるリードオフマン。
ゲームの流れ・空気を瞬時にかぎ分け、的確な指示を出す。
スタイガーになくてはならない存在。関西弁の喝がチームをシャキっとさせてくれる。

『 いつもと変わらず全員野球で、決勝戦も楽しみたいです。優勝して締めくくります! 』 #15  目代 純平 (投手)
                                                        1986年9月16日生まれ(27歳)  日本大学第三高等学校出身

スタイガーの絶対的エース。
多彩な球種を持ち、その日の調子次第で投球スタイルを変え、ゲームを作れる投手だ。
打撃でもチームの中心を担い、投打において彼の活躍が優勝のカギとなる。

『 優勝出来るように、完封出来るように頑張ります!! 』 #22  小畑 圭佑 (捕手)
                                                                1992年9月17日生まれ(21歳)  我孫子東高等学校出身


スタイガー扇の要。
チームのムードメーカ―でもあり、若さと元気でチームに勢いを生む存在。
一級品の肩を持つ彼のリードがチームを栄冠に導くと言っても過言ではない。

『 この決勝の舞台に立てるのは物凄く光栄に思います。
チームの為に少しでも力になるようなプレーをしたいです。獲るぞ頂点!! 』 #25  田畑 秋成 (内外野手)
                                    1987年11月3日生まれ(26歳)  足立学園高等学校~中央学院大学出身

スタイガーの元気印。彼を乗せたら決して止まらない。
準決勝では試合を決めるタイムリーを放ち、気合の雄叫びを上げた。
勝負強いバッティングはもちろん、声でもチームを引っ張る。

『 一人はみんなの為に、みんなは勝利の為にの精神で全力プレーします。 』