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どちらが勝っても初の栄冠!!第5回スプリング王者に駆け上がる勇者とは!?
5年目という一つの節目を迎えた2015シーズンも春の一戦必勝バトルとして3月に開幕したスプリングカップ第5回大会。年々、新たな勢力の躍進と共に熾烈さを極める春決戦は、今季も52の猛者達が集結し頂点の座を争った。
そんな今大会を振り返ると、新星達の台頭は勿論の事、百戦錬磨の実力者達も存在感を際立たせた大会だったと言え、まさに新旧の猛者が凌ぎを削り合う構図となった。先ずベスト8に名を連ねたのは、今シーズンこそ悲願のファイナル進出を掲げていた深谷クラブダディーズベースボール。中でも深谷クラブに関しては、又しても夢を掴み損ねてしまったもののディフェンディングチャンピオンである大宮フェニックスの連覇を阻む勝利を飾るなど高いポテンシャルを見せつけ、トーナメント序盤に姿を消した昨年の屈辱を見事に払拭した戦いぶりであった。更に、スプリングカップには初参戦ながら歴代王者のスタイガーに競り勝つなど力を示した相模原ウインズに、1部リーグで決勝進出を決めたRED SOXとの打ち合いを制し古豪復活の兆しを見せつけたジョルターヘッズら実力者達である。
その一方、強豪達を薙ぎ倒してベスト4進出を果たしたのが、覚醒した若武者PIECEに台風の目となった初出場のMinorsだ。PIECE村田クラブUNITED A59's深谷クラブといった優勝候補達を次々と撃破すれば、Minorsも1回戦のとん吉に始まり、青木製作所SnugsARUYO東海ジョルターヘッズらファイナル経験者達との死闘を勝ち上がり旋風を巻き起こした。準決勝では互いにあと一歩及ばず惜敗しファイナル進出を逃したが、彼らが見せた快進撃の数々は今大会を大いに盛り上げたに違いない。
そんな新たな勢力図となったトーナメント戦を勝ち抜き ファイナルへの切符を手にしたのは、例年のように上位に食い込む実力を持ち、2年振りの決勝進出で初のタイトル奪取を誓う吉岡クラブ。対するは、結成1年目にしてサマーカップとのダブルタイトル獲得を目指す期待の新星MKY88。まさに新旧の猛者が相見える事となったファイナルマッチは来たる12月13日、神宮球場を舞台にオープニングゲームとして行われる。
3度目の正直で掴んだ2年振りのファイナル!!誓うは優勝と二文字!!

昨年味わった2度の準決勝敗退という屈辱を振り払い、見事3度目の正直でスプリングカップファイナルへと歩みを進めた吉岡クラブ。
それ故、今春に見せた彼らの戦いぶりは一味も二味も違い、絶対的支柱のキャプテン左右田を筆頭にファイナルへの飽くなき執念が全面に押し出されていた。そんなチームは今シーズン、Victoria屈指の剛腕であった荒川の参加が難しくなり大きな戦力ダウンを危惧されたが、その懸念を払拭するかの如くチーム最年長右腕の菊池が打っても4番と投打で大車輪の活躍。初の栄冠奪取に闘志を燃やす大黒柱が神宮の舞台でも躍動を誓う。更に、ディフェンス面では左腕中村に右腕谷本といった若きピッチャー陣に加え、女房役である鈴木(崇)を柱に七島、青木、渡辺(大)ら内野陣を中心に鉄壁の牙城を築く。
また、オフェンス面でも鍵を握る存在となるのが、「彼らの出塁無くして優勝無し」と言っても過言ではない七島、青木の1、2番コンビ。そして中軸を担う中村、菊池、武井、豊田らが如何にしてチャンスを得点へと繋げられるかが大きな勝因となる。中でも、準決勝でヒーローになったムードメーカーの豊田が再びヒーロー級の活躍を見せるか否かでチームの雰囲気を高めるかだけでなく、勝敗をも左右すること間違い無し。更には下位打線にも長打力のある足立に俊足の渡辺(大)らが控え、攻守共に死角は無い。果たして、無冠の帝王が如何にして初のタイトル奪取を成し遂げるのか!?来たる12月13日、決戦の地・神宮球場で明らかとなる。
#3  菊池 真 (投手・内野手)  1976年12月3日生まれ  日本学園高等学校出身

チーム最年長にして投打の大黒柱。
特に今大会は、3回戦から準決勝までの3試合全てで完投勝利を飾り、エースとしてチームを牽引。決勝でもベテラン故の巧みな投球術で吉岡クラブを初の栄冠へと導く。

『 胴上げ投手になって宙をまいたいなぁ! 』 #5  豊田 誠 (内野手)  1977年6月24日生まれ  川口工業高等学校出身

ムードメーカーにして攻撃の鍵を握るスーパーマン。
常に笑顔を絶やさずムードを高める彼の存在感は、一瞬にして打開する力を持つ。
決勝でもスーパーマンへと変貌した時、吉岡クラブが頂点に君臨する。

『 お立ち台でヒーローインタビューがやりたい!! 』 #6  青木 竜二 (内野手)  1984年10月10日生まれ  修徳高等学校~立正大学出身

攻守の要を担う影のキーパーソン。
攻では2番打者、守ではセカンドと堅実なプレーが持ち味。その冷静沈着なプレースタイルは派手さこそ無いが、攻守共に最重要人物と言っても過言ではない。

『 チーム全員が楽しんでプレーできるよう盛り上げます!決勝は、個人的に秘策があるんで、秘策が、えぇ。お楽しみに。優勝できるよう頑張ります! 』
前人未到の春夏制覇へ!!超新星の若武者達が偉業に挑む!!

88年世代を中心に結成してから僅か1年という早さで、Victoria史上初の春夏制覇という偉業への挑戦権を獲得した新星MKY88。
そんな若武者達の最大の魅力は何と言っても攻撃陣の爆発力であろう。無論、スプリングカップをほぼ1人で投げ抜き決勝まで導いた石橋に3ヶ月前の加入以来、自責点僅か1と抜群の安定感を披露しサマーカップでも決勝進出を決める大きな要因となった高橋の2枚看板は2冠獲り達成へのキーパーソン。ただ、あくまでも打力に拘を持つ彼らは、監督兼リードオフマンとしてチームの屋台骨を支える越間を始め、増田、倉田、長岡、伊川ら脅威の破壊力を見せる上位打線に加え、下位でも扇の要としてディフェンス面の支柱となる石塚に肩を痛めた今シーズン後半はバットで勝利に貢献した石橋。更には、勝負強い横田に快速自慢の中島らの存在も侮れず、自ら豪語するように打ち勝つ野球が基本スタイル。不戦試合を除いた春夏の合計得点が39点という結果からも分かるようにオフェンス陣の躍動が鍵を握る事は間違い無さそうだ。まさに、今シーズンのVictoriaシーンを彩った超新星がどのようにしてフィナーレを飾るのか!?
神宮球場という大舞台でも自慢の強力打線が火を噴けば、偉業達成と共にMKY88の名がVictoria史に深く刻まれる。
#1  石橋 善貴 (投手)  1989年3月24日生まれ  大井高等学校~共栄大学出身

スプリングカップ決勝進出の立役者となった2枚看板の1人。
今季前半戦を牽引した強気のピッチングに加え、打っても長打力を兼ね備える。
ポーカーフェイスの奥に秘めた熱き魂をここぞの場面で炸裂させる。

『 2015年の最後を飾れるように、ベストパフォーマンスを出します。頑張ります! 』 #4  倉田 龍之介 (内野手)  1988年11月15日生まれ  東北高等学校~専修大学出身

走・攻・守三拍子揃ったMKY88の核。
ショートストップとして安定したディフェンスは勿論の事、打てばパンチ力のある打撃で勝負強さを発揮するチームの核となる存在。

『 みんなで笑って終われるよう全力で頑張ります。必ず勝つ! 』 #19  増田 雄介 (内野手)  1988年8月10日生まれ  常総学院~流通経済大学出身

抜群の野球感を持つオールラウンドプレーヤー。 大学時代に3度のベストナインに輝くなど非凡な打撃センスの持ち主は、小技のみならず長打力も併せ持つ脅威の2番打者。

『 モノノフとして全力プレーするのみ。優勝します! 』