TOP > サマーカップ2012 > バックナンバー > 「強豪を零封。NavyKnights、ベスト8進出!」
 
        TEAM            1        2        3        4        5        6        7        R    
      Navy Knights (V)          2        0        0        0        0        0        0        2    
      MILLIONS (H)          0        0        0        0        0        0        0        0    
NavyKnights、2点を死守!エースの完封でベスト8!
9月16日、埼玉県さいたま市の大宮健保グランドではサマーカップ3回戦、Navy Knights 対 MILLIONSの一戦が行われた。
先攻はNavyKnights、ユーモア溢れる村上監督が率いるチームはVictoria初見参。先発にはエース堀元投手を送り強豪に挑む。
対する後攻はMILLIONS、埼玉を代表するチームはスプリングカップの悔しさを今大会にぶつける。 マウンドには藤田投手、2試合連続完封を目指す。

初回、その藤田投手にNavyKnights打線がいきなり襲いかかった。
1番の山本選手がフルカウントから四球を選び出塁すると、2番山岸選手が確実に送りバントを決めスコアリングポジションにランナーを進める。 ここで3番高橋選手が期待に応えるタイムリーツーベースを右中間へ放ち1点を先制。
上位がそれぞれの役割を見事に果たし勢いづいた打線は、さらに5番前田選手のライト前に落ちるタイムリーで2点目を奪った。

追いかける立場となったMILLIONSはその裏、1アウトから2番興津選手がレフト線を破るスリーベースヒットを放ち、反撃の口火を切る。 しかし、続く3番荒川選手に対する2球目、サインミスか3塁ランナー興津選手が飛び出しタッチアウト。荒川選手も三振に倒れ、絶好のチャンスを逃してしまう。

ゲームは2回以降、両投手が自身のスタイルである打たせて捕るピッチングを遺憾なく発揮する。
まずは藤田投手、2回からはギアが上がったかのようにストレート・変化球のキレが増す。 アウトコースを中心にコントロールされたピッチングは打者を翻弄、チャンスすら与えない。
一方の堀元投手も見事なピッチングを見せる。
2回、自身の牽制悪送球でピンチを招き、5回には味方のエラーでピンチを背負う。 共に2アウトながらランナー3塁という痺れる場面だったが3アウト目は三振。要所は一段と気合いの入った投球を披露し、MILLIONS打線にあと1本を許さない。

6回裏、ここまで三度のチャンスを活かせなかったMILLIONS打線に津田監督が気合いを注入する。
すると、先頭の1番西村選手が気迫の内野安打で出塁、1アウトとなって3番荒川選手がレフト前ヒットで繋ぎ、一打同点のチャンスを作り出す。 終盤に迎えた再びのチャンスに迎えるは4番、5番の好打順。ベンチの期待も高まったが、宮内選手はサードファールフライ、藤田選手はショートフライと凡退。 この試合4度目のチャンスもモノに出来なかったMILLIONSはここで力尽きた。

幾度となく訪れたピンチを掘元・田村バッテリーを中心に守りきったNavyKnights、初回に掴んだ流れを離さず、ベスト8進出を決めた。
【MVPインタビュー】  16  堀元 達也投手 【MVPインタビュー】  24  高橋 佑輔選手 【監督インタビュー】  30  村上 智一監督(左) 試合動画、インタビュー動画はこちら↑