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結成1年目同士の頂上決戦!第5回サマーカップ王者の称号を掴み獲るのは!?
2015シーズンも関東屈指の猛者達64チームが集い、6月28日に開幕のゴングを鳴らした第5回サマーカップ。そんな今大会は、前回王者が不在という異例の開幕となっただけに、新たな歴史の1ページを捲る新チャンピオン誕生に注目が集まった。
それ故、今大会を語る上で見逃せないキーワードとなるのが初参戦組の台頭である。それはベスト16以上に勝ち残ったチームの内、半分となる8チームが名を連ねるという結果からも窺い知る事が出来る。名前を挙げれば、品川OBクラブBrudersはちみつハニーといった面々に、8強ではスプリングカップに続き夏のトーナメントでも躍進した相模原ウインズ。加えて、サマーカップには初出場となった三晃クラブが1回戦から全て1点差での勝利と1部リーグで揉まれ培った勝負強さを見せつけた。更には、その上をいく勝負強さを発揮し快進撃を見せたのがベスト4入りを果たしたRevival。ファイナルを懸けた大一番ではサヨナラというまさかの形で敗れ夢絶たれたものの、4試合連続で1点差ゲームをモノにするなど存分に実力を示したと言える。その一方、歴戦の雄として力を誇示したのがベスト8に食い込んだ東京ドナルドダック大宮フェニックスの歴代王者2チームだ。共に準決勝で僅差の戦いに競り負け新たなタイトル奪取は叶わなかったが、それでも大会を盛り上げ存在感を示す辺りは流石の一言。また、1部リーグで悲願のファイナル進出を決めたNaughtyがサマーカップでもあと一歩の所にまで迫るなど、大きな進化を見せつけた大会となった。
そんな例年にも増して熾烈な戦いが繰り広げられた真夏決戦を勝ち進み、見事神宮決戦へと歩みを進めたのが冒頭に述べたキーワードを象徴する2チーム、WILL BASEBALL CLUBとスプリングカップに次ぐファイナリストとなったMKY88
互いにチーム結成1年目での決勝進出とあって、まさに今大会を物語るファイナルマッチが実現。果たして、来たる12月13日に新チャンピオンとしてVictoriaの歴史にその名を刻む強者とは如何に!?
前人未到の春夏制覇へ!!超新星の若武者達が偉業に挑む!!

88年世代を中心に結成してから僅か1年という早さで、Victoria史上初の春夏制覇という偉業への挑戦権を獲得した新星MKY88。
そんな若武者達の最大の魅力は何と言っても攻撃陣の爆発力であろう。無論、スプリングカップをほぼ1人で投げ抜き決勝まで導いた石橋に3ヶ月前の加入以来、自責点僅か1と抜群の安定感を披露しサマーカップでも決勝進出を決める大きな要因となった高橋の2枚看板は2冠獲り達成へのキーパーソン。ただ、あくまでも打力に拘を持つ彼らは、監督兼リードオフマンとしてチームの屋台骨を支える越間を始め、増田、倉田、長岡、伊川ら脅威の破壊力を見せる上位打線に加え、下位でも扇の要としてディフェンス面の支柱となる石塚に肩を痛めた今シーズン後半はバットで勝利に貢献した石橋。更には、勝負強い横田に快速自慢の中島らの存在も侮れず、自ら豪語するように打ち勝つ野球が基本スタイル。不戦試合を除いた春夏の合計得点が39点という結果からも分かるようにオフェンス陣の躍動が鍵を握る事は間違い無さそうだ。まさに、今シーズンのVictoriaシーンを彩った超新星がどのようにしてフィナーレを飾るのか!?
神宮球場という大舞台でも自慢の強力打線が火を噴けば、偉業達成と共にMKY88の名がVictoria史に深く刻まれる。
#1  石橋 善貴 (投手)  1989年3月24日生まれ  大井高等学校~共栄大学出身

スプリングカップ決勝進出の立役者となった2枚看板の1人。
今季前半戦を牽引した強気のピッチングに加え、打っても長打力を兼ね備える。
ポーカーフェイスの奥に秘めた熱き魂をここぞの場面で炸裂させる。

『 2015年の最後を飾れるように、ベストパフォーマンスを出します。頑張ります! 』 #4  倉田 龍之介 (内野手)  1988年11月15日生まれ  東北高等学校~専修大学出身

走・攻・守三拍子揃ったMKY88の核。
ショートストップとして安定したディフェンスは勿論の事、打てばパンチ力のある打撃で勝負強さを発揮するチームの核となる存在。

『 みんなで笑って終われるよう全力で頑張ります。必ず勝つ! 』 #19  増田 雄介 (内野手)  1988年8月10日生まれ  常総学院~流通経済大学出身

抜群の野球感を持つオールラウンドプレーヤー。 大学時代に3度のベストナインに輝くなど非凡な打撃センスの持ち主は、小技のみならず長打力も併せ持つ脅威の2番打者。

『 モノノフとして全力プレーするのみ。優勝します! 』
合い言葉を胸にチーム一丸!!結成1年目で狙うは頂点のみ!!

『心の繋がり』をチームスローガンに掲げ、見事結成年にサマーカップファイナリストの座を掴み獲ったWILL BASEBALL CLUB。
決して楽な道のりではない筈の真夏決戦を勝ち上がれたのも合い言葉を胸にプレーヤー、家族が一体となって戦った、まさにチーム一丸の結果なのだ。そんなチームの特徴は、ズバリ鉄壁のディフェンス力にある。投手を中心とした守備で最少失点に抑え僅差を守り抜くのがスタイルで、その核となるのが初戦から準決勝まで全イニングのマウンドに立ち続けたエース左腕の樋口。更に鈴木、青木のリリーフ陣も好調を維持し、それら投手陣を豊富な経験値で巧みにリードする女房役の井手が統率。また、エースの背中を支える野手陣は、圧倒的な存在感でチームを牽引するキャプテン高田とプレーでディフェンスを引っ張る阿住の二遊間を柱に、チーム最年長の海老井、木田、政(直)らの外野陣が堅守で盛り立てる。
一方攻撃では、ロングヒッターが 揃っていない分、1番から9番まで打順に関係なく常に繋ぎの意識を徹底し、機動力に小技を絡めて得点するのWILL打線の持ち味。とは言え、3回戦、準々決勝に逆転サヨナラという劇的な幕切れとなった準決勝までの3戦は政(幸)、政(直)の兄弟コンビに加え、サヨナラ打を放った高橋の3人が全得点を叩き出すなど主軸の勝負強さは圧巻で、オフェンス面も一切の抜かり無しと言って良い。シーズン終盤に来て攻守共に最高潮の状態に仕上げてきたWILL BASEBALL CLUBが如何にして頂点へと駆け上がるのか!?最高の舞台で寺嶋監督を胴上げすべく、準決勝の勢いそのまま全員野球で有終の美を飾る。
#1  政 直樹 (外野手)  1989年6月30日生まれ  大井高等学校~大東文化大学出身

日本人離れしたルックスに加え、抜群の野球センスでメンバーからの信頼も厚い大会屈指のスラッガー。準決勝でも見せた圧倒的な勝負強さはVictoriaで5本の指に入り、兄である政(幸)と共にそのバッティングが優勝への鍵を握る。

『 最高の仲間と最高の舞台で野球ができる事に感謝し、チーム一丸となって戦います!
    I WILL! 』 #6  阿住 友寛 (内野手)  1982年5月28日生まれ  埼玉栄高等学校~城西大学出身

高校時代に甲子園を経験するなど安定感抜群のプレーはWILLセンターラインの要。
独特な声でもチームを鼓舞するキーマンが、大学時代に届かなかった神宮球場という大舞台で最高の輝きを放ち、仲間を頂点へと導く。

『 支えてくれた仲間のために、自分達の力を全て出し切り優勝して監督を男にします! 』 #8  木田 卓徳 (外野手)  1981年11月9日生まれ  大宮工業高等学校~立正大学出身

チーム一のイケメンにして、攻守におけるWILLの象徴的存在。
抜群の野球センスに裏打ちされたバットコントロールでクリンアップを担い、守では広い守備範囲でチームを支え、攻守で神宮球場を駆け巡る。

『 神宮球場という晴れ舞台で、チームが勝つサイクルを演出します! 』