草野球大会Victoria｜今週のVictoria（2019年）

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「73の猛者が集結！！サマーカップ2019、いよいよ開幕！！」

毎年熱戦が繰り広げられる、Victoria真夏の頂上決戦サマーカップ2019。近年は2年連続初出場チームが優勝するとあって、今年も新たな挑戦者20チームが参戦を表明した。全チーム未知の実力であり、全チーム注目である今大会の展望をここで一挙に紹介する。

まずは昨年の覇者・日本航空電子工業株式会社。初出場初優勝を遂げた彼らだが、優勝までは決して平坦な道のりではなく、7試合中4試合が2点差以内の接戦であった。過去にRED SOXのみが成し遂げているサマーカップ連覇という偉業達成を目論む。
そんな企業チームの雄の2連覇に待ったをかけるのは、サマーカップ2018ベスト4まで進出し、惜しくも日本航空電子工業株式会社を前に涙を飲んだ萩中サンダース。Victoriaリーグで数々の好成績を残しており、今夏も相澤監督の手腕に注目だ。また、同じく昨年ベスト4まで進出したRED SOXは、2019シーズン好投を続ける北川のピッチングが鍵を握るであろう。さらに言えば、昨夏ベスト8のWILL BASEBALL CLUB、深谷クラブ、Tropicanaに関しても自慢の投手陣が揃っており、投手起用だけでも楽しみである。

続いてスプリングカップ2019で好成績を残すチームに目を向けたい。ベスト4を決めている湾岸ベースボーイズの宮島代表は「今年はVictoria出場4大会、全てファイナルに進みます」と公言しており、チーム状態の良さを窺わせる。同じくベスト4を決めた相模KOT'Sは、中村監督、吉田（正）主将のリーダーシップはもちろん、泉・加藤のバッテリーを中心に全員野球で勝利を目指す。また、持ち前の強力打線が売りのTABOOは、今季絶好調の田中、金井が投打でキーマンとなるであろう。Tropicanaは前述の通り、4試合連続完封勝利を飾るなど左腕岡崎を中心とした自慢の投手陣が奮闘を誓う。さらにベスト8進出チームも吉岡クラブ、相模原ウインズ、ちゃんぷるーずと強豪が揃い、中でもウインズは相模原対決のリベンジを熱望しており、両チームが順当に勝ち上がれば準決勝で対戦が実現する。

そして、リーグ大会で熱戦を展開するチームの存在も見逃せない。1部リーグ上位に位置するスタイガー、東京ドナルドダック、PIECE、Rossowave、はちみつハニーは大会を引っ張る存在となり、中でもスタイガーはEASTONサポート選手・阿部の躍動が鍵を握りそうだ。さらにVictoria初年度から参戦を続けるジョルターヘッズは、結成30周年のメモリアルシーズンに小関監督を胴上げする事が出来るか。今年度から1部昇格を果たしたSAMURAI.BOYS、Big Dipperは、チームの精神的支柱の旭、2部リーグ優勝の立役者である平野がそれぞれキーパーソンとなる。
また、Victoria下部リーグ所属チームの下剋上にも大いに期待したい。アドベンチャーズ、黒百合、ワイルドスピリッツ、とん吉、漁火、葛飾セブンBBC、アンドバランス、LG、poison、BEEF MAN、La.Men、Hustler、MilkyWave、CHUYANS、Bounce B.C.、GYUDONS、SG TOKYOと参戦を果たす中、3部Fブロックでロケットスタートを決め1位に位置するpoisonは、注目の新星バンバータベアーズとの対戦が決まり、Victoria最激戦区の意地を見せたいところだ。

さらには、各種オープン大会、連盟大会で活躍を見せるパンパース、オール篠崎、荏原マリンズ、新曽BW、TOKYO GRAND SLAM、2年ぶりに復帰を果たした天晴-appare-など豪華な面々が顔を揃える。また、学生チームのEast Blue、LIBERTA O45も初参戦を果たし、若さを活かしたエネルギッシュなプレーに期待が集まる。
例年サマーカップは炎天下の環境のもと、真剣に白球を追う姿に大会本部も胸が熱くなる瞬間を数多く見てきた。今年も多くのドラマが生まれる事は言うまでもないだろう。
果たしてサマーカップ2019の頂点に立ち、歓喜の輪を作るチームとは！？いよいよ熱きバトルが開幕する！！